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【現役公務員が解説】たった1日の差でボーナスが貰えない!?一番得する育休開始日について

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公務員で育休を取得予定の方、実はたった1日の差でボーナスが貰えなくなるのをご存知でしょうか…?

ボーナスがあるとないとでは、テンションが大きく違いますよね。

この記事では、実際に男性育休を1年間取得している筆者が、一番お得な育休の開始日を解説します。

なお、この記事の内容は、有休で育休開始日を調整できる男性向けになります。

公務員は育休中でもボーナスが貰える!

まずはじめに、国家公務員は育休中でもボーナス(勤勉手当・期末手当)が貰えます。

ただし条件があり、基準期間(半年間)に1日でも勤務実績がないと駄目です。

【国家公務員のボーナスの基準期間】

  • 6月支給分:12/2~6/1
  • 12月支給分:6/2~12/1

それぞれの基準期間で、1日でも勤務していればボーナスが貰えます。

ボーナスの支給率は、基準期間の勤務日数によって減少します。
(例)

  • 基準期間6ヶ月全て勤務:支給率100%
  • 基準期間6ヶ月のうち、15日未満の勤務:支給率5%
keta
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さすがに勤務日数が少ないと、ボーナスは少額になります。
mata
mata
少ないとはいえ、ボーナスを貰えるだけでもありがたいです。

1日の勤務は年次休暇でもOK!ただし勤勉手当は貰えません

実は期末手当の場合、基準期間6ヶ月のうち、1日の勤務実績は年次休暇でもOKです!

残念ながら勤勉手当は実際に勤務することが必要です。

仮に12月支給分(6/2~12/1)の場合、

  • 6月2日:年次休暇
  • 6月3日~12月1日:育児休業

→12月支給分は、期末手当は貰える!
(勤勉手当は実際の勤務がないため、貰えません。)

それ本当?という方のために、念のため関連規則を記載します。
(スルーして大丈夫です。)

国家公務員の育児休業等に関する法律(平成三年法律第百九号)
(抄)

(育児休業をしている職員の期末手当等の支給)
第八条 一般職の職員の給与に関する法律(昭和二十五年法律第九十五号。以下「給与法」という。)第十九条の四第一項に規定するそれぞれの基準日に育児休業をしている職員のうち、基準日以前六箇月以内の期間において勤務した期間(人事院規則で定めるこれに相当する期間を含む。)がある職員には、第五条第二項の規定にかかわらず、当該基準日に係る期末手当を支給する。
2 給与法第十九条の七第一項に規定するそれぞれの基準日に育児休業をしている職員のうち、基準日以前六箇月以内の期間において勤務した期間がある職員には、第五条第二項の規定にかかわらず、当該基準日に係る勤勉手当を支給する。

  • 人事院規則で定めるこれに相当する期間』に年次休暇が含まれます。
  • 勤勉手当に関する第2項では、『勤務した期間』としかないため、年次休暇は含まれません。
  • 公務員のボーナスは期末手当と勤勉手当の2つを指します。

【結論】一番お得な育休開始日について

一番お得な育休開始日について、結論からお伝えします。

【一番お得な育休開始日】

  • 4月~5月生まれ:6月3日
  • 10月~11月生まれ:12月3日

もし育休を取得する予定があるなら、『6月3日』か『12月3日』以降から取得するのを強くおすすめします!

その理由は、少額とはいえ、ボーナスが貰えるからです!

逆に、最も避けるべき育休開始日は、『6月2日』『12月2日』です。

  • 『6月2日』から育休をスタートすると、12月のボーナスが貰えません。
    (基準期間6月2日~12月1日の全てが育休期間になるため。)
  • 『12月2日』も同様、6月のボーナスが貰えません。
keta
keta
もし年次休暇が余っているなら、消費して育休開始日の調整をおすすめします!

【仮に5月に出産した場合】

  • 5月中は年次休暇、特別休暇を消費して、6月3日から育休開始すると、12月は期末手当を貰えます!
  • 更に、6月のボーナスは期末・勤勉手当ともに満額!
  • 7日間の特別休暇も絶対利用しよう!
    (育児参加のための休暇・配偶者出産休暇)
keta
keta
5月に出産されて、5月中に育休開始してしまうと、6月支給のボーナスも減額されるので注意です!
mata
mata
せっかく満額貰えるボーナス、削られないよう注意しましょう!

1日だけでも出勤すると更にお得!

これはなかなか神経が図太くないと厳しいと思いますが…

【仮に5月出産の場合】

  • 5月中~6月2日まで年次休暇、特別休暇を消費して、6月3日から育休開始すると、12月は期末手当を貰えます。
  • もし、『6月2日』を出勤すれば…なんと12月は勤勉手当も貰えます!
keta
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おそらく周りから、「何で出勤してるの?」と言われるでしょう…
mata
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可能な方は数万円はお得になるので、チャレンジする価値はあります!

【最後に】まとめ

最もお得な育休開始日についてまとめます。

【最もお得な育休開始日まとめ】

  • お得な育休開始日は『6月3日』、『12月3日』
  • 『6月3日』育休開始日だと、12月は期末手当が貰える。
    (6月2日を出勤すれば勤勉手当も貰える。)
  • 『12月3日』育休開始日だと、翌年の6月は期末手当が貰える。
    (6月2日を出勤すれば勤勉手当も貰える。)
  • 逆に最も損な育休開始日は『6月2日』、『12月2日』
  • 5月、11月出産の場合、可能なら年次休暇で調整するとお得!

育休を考える際に、意外にボーナスについては盲点だったのではないでしょうか?

年次休暇で育休開始日を調整する方法は、特に5月、11月出産予定の方は要チェックです!

keta
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ちなみに、6ヶ月未満の育休期間だと、どの日付から取得してもボーナスは貰えますので安心してください。
mata
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ただ6ヶ月未満だとしても、育休開始日を『6月3日』、『12月3日』以降にすることで、直近のボーナスを満額にできます。

もし年次休暇が余っていたら、このテクニックを利用して、少しでもボーナスを貰って赤ちゃん用品を揃えましょう!

最後に

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