不妊治療のスタートは、各種様々な検査から始まります。
最初にどんな検査をするのか、その検査費用は高額なのかって、気になりますよね。
この記事では、不妊治療を始めるとまずどんな検査をするのかについて、私の実体験を医師の診断結果付で紹介したいと思います!
不妊治療で最初に行う検査の種類
不妊治療で行う検査は月経周期にあわせて行う検査と、随時行える検査があります。
参考:私の検査の流れ
私は田園都市レディースクリニックに通院する前に別のクリニックに通っていました。
https://hunin-diary.com/before-dlc1
そこで一部の血液検査は行っていたので、それ以外を田園都市レディースクリニックでは検査する流れとなりま
私の場合、田園都市レディースクリニックでは最初に月経周期ごとのホルモン検査(血液)を行い、その後『子宮卵管造影検査』、『フーナーテスト』、『子宮鏡検査』という順番です。
とっても痛いと噂の卵管造影検査の体験記についてはこちら。
https://hunin-diary.com/hunin-treatment-hsg
子宮鏡検査では子宮内ポリープがありました
https://hunin-diary.com/hunin-treatment-endoscope
私の不妊治療の検査結果
不妊治療の参考に、実際の私の検査結果を診断結果付で紹介します!
血液検査
まずは血液検査の結果です。
概ね基準値内なので、大きい問題はありませんでした。
私は年齢に比べて、卵子の数は少ない!?
当時28歳だったのに、抗ミューラー管ホルモン(AMH)の値が32歳相当と言われたのはショックでした…
抗ミューラー管ホルモン(AMH)の数値が悪いということは、同じ年齢の人よりも、卵子の数が少ないということです。
【抗ミューラー管ホルモン(AMH)の数値でわかること】
- 卵巣予備能(卵巣内に残っている卵子数)の推測ができる。
- 『AMH』の数値によっては、すぐに体外受精に進んだほうが良い場合も。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影は卵管の通過性、卵管の癒着、子宮腔の状態を調べる検査です。
私はやや子宮狭窄と診断されましたが、造影剤が卵管を通ってくれました。
https://hunin-diary.com/hunin-treatment-hsg
フーナーテスト
フーナーテストとは子宮内に精子がどれだけいるかを調べる検査です。
フーナーテストをする前日に性交渉をして、子宮内から頸管粘液を採取します。
抗精子抗体が陽性だと、自然妊娠は難しいと言われています。
採取したものを顕微鏡で観察した結果、ちゃんと精子は生きていました!
不妊検査を一通りした感想
不妊検査を一通り行いましたが、私は概ね異常なし。
先生からも、「やや抗ミューラー管ホルモン(AMH)が年齢の割に低いけど、それ以外は大丈夫だね」という診断を。
不妊検査をした結果、問題がなくて嬉しいはずなのに、気持ちは落ち込みました…
私のように原因不明不妊で悩む人に多いのですが、逆に何か不妊の原因が発覚したほうが、むしろ気は楽になったと思います。
この時から、私の不妊の原因はピックアップ障害なんじゃないかなと疑いました。
【ピックアップ障害とは】
受精するためには、卵巣より排卵された卵子が卵管内にピックアップされることが必要です。
ピックアップ障害とは、排卵された卵子を卵管采がうまくキャッチできないことによって、精子と卵子の受精の場が得られないことを指します。
ピックアップ障害の原因は不明で、治療方法としては体外受精が挙げられます。
とはいえ、不妊治療の第一歩は自分の体のことを知ることです!
少し複雑な気持ちになりましたが、自分の体について問題がないことがはっきりして良かったです。